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書籍編

連載中の雑誌

演劇ぶっくバックナンバーにて

発売している本

            西村雅彦、初のエッセイを書く。(初版1997年12月)この時サイン会が各地で行われた。自分のそのときの気            持ちをつづったエッセイ集。初版5万部はかるくクリア。  


CD編

    (DECOは)興味を持ってくれる人にはたまらない。
                 間違って買ってしまった人にはたまらないアルバムです。(by Masahiko)


ビデオ編


    
「王様のレストラン」と「古畑任三郎」のビデオ発売の販促物としてCDを作ったが、欲しいという声があまりにも多く、なんならミニアルバムという形で出そうというのがきっかけらしい。
以下、本人による、全曲紹介である。(月刊カドカワより抜粋)

●21ST CENTURY SCHIZOID MAN 〜21世紀の精神異常者〜
ワンテイクでOKになった唯一の曲です。「いつも忘れてはいないから」を歌って疲れて、帰りたいな、今日はこれでおしまいだろうなと思ってっていたら、これも録りますからって言われて、えっ!って。でも曲が派手ですし、声に加工がかかっているからいろんなことを気にしなくてよかったし、一番ノッて歌えました。ありったけの声を出してがなってましたね。開放感ありましたね、これで終わりだって。(笑)この曲が入ったキング・クリムゾンのアルバムには思い出があります。中学一年生の時にこのアルバムがどうしても欲しかったんですが、レコード店になかったんですね。雑誌の、ものを売買するコーナーでたまたまこのアルバムを見つけて。その時初めて知らない人から物を買ったんですよ。レコード盤が割れないようにって、相手が、50CCのバイクの荷台に二枚版を敷いて、それでレコードを間にはさんでゴムかなんかで止めて持ってきてもらったんですが、印象的でした。
●泣いてたまるか
これは渥美清さんの曲なんですが、渥美さんがお亡くなりになる前から、入れることが決まってたんですよ。CD作るのに当たって、まず最初に担当の方がこの曲を一曲いれてくれないかっておっしゃって。最初に渥美さんが歌ってらっしゃるのを聴いたんですが、それに合わせることだけに一生懸命になっちゃったところがあってオリジナルみたいなのがなかなか出せなくて苦労しました。ミュージシャンみたいなことを言ってますけど(笑)
●いつも忘れてはいないから
この歌を歌ってて、僕はとても恥ずかしかったです。玉置浩二さんの曲も松井五郎さんの詩もとてもよくて、僕はやめたほうがいいんじゃないかって思ったんです。だからなかなか曲の世界にはいりこめなかったし、ましてや技術がないのですからすごく苦労しました。歌って大変なんだなってつくづく思いましたね。歌はハートだから、とそういうことを玉置さんがおっしゃったんですよ。僕はその言葉を支えにしてレコーディングをしたんですが、何日かたって、「COACH」の撮影でお会いしてまた歌の話になったら、「でもハートがありすぎるとなんかうざったいんだよね。それは芝居にも言えるけど」と。確かにそうだな、と思って。(笑)僕はハートで勝負するしかなかったので、それはしょうがないんですけどね。青っぽい言い方ですけど、一生懸命やらせてもらいました。
●下り坂  ●無縁仏
あとで聴きなおしてみると調子づいているのがよくわかる。声の艶からして違う。初めてかつらもかぶって、8000人の聴衆の前で歌ったってのもありますから、この2曲からすべてが始まったといっても過言ではないですね。レコーディングには三谷幸喜も立ち会ったんですが、彼の言うことはとても参考になって、気持ち良く歌えました。例えば、「無縁仏」はウィーン少年合唱団のように歌ってくれとか、「下り坂」は弟に語り掛けるようにとか。なんて的確なわかりやすいことをいうんだって思いましたね。
●今泉クンを讃える歌
この曲は録りなおしました。以前録ったやつはあまりにもいい気になりすぎていて、耳につく。テイストがちょっと変わっちゃうだろうということで、やり直したんです。伊藤俊人くんと白井晃さんと一緒に歌を録ったんですが、二人ともすごく才能があるんだな、こういう人たちが本来アルバムを出すべきなんだろうなって思いました。(笑)二人ともきれいな腹式呼吸で声を出すんですよ。僕は胸式で、のど声だったんで「声の質が全然違うじゃないか、西村」ってみんな思ってるんじゃないかなって、それを気にしながら歌っていましたね。
●おおきな古時計
以前から好きな曲だったし、J−WAVEでチャカか誰かが歌っていたのを聴いていいなと思っていたし、最近父をなくしたこともあって、何かこの歌を歌ってみたいなって思ったんですよ。いい詞ですよね。こんな詞よく書けるなって思いますね。田中郎さんというシャンソンを歌っている方がいらっしゃるんですが、その方は、例えば、枯れ葉がどうのこうのっていう話をしながらいきなり向こうの言葉で「枯れ葉」を歌ったりするんですよ。ゾクゾクッってくらいいいんですけど、それを聴いた時に僕は何かを残すんだったらこういう形で何かを残したいなって思ってたんですよ。技術的にはまだまだなんですけど、結構それを意識してやったところはあります。
●幸せのこんちくしょう
水野真紀ちゃんとデュエットしています。正直言って、苦悩しながら歌っていました。こんなににこにこしているやつがいるわけない。そんな幸せな新婚家庭があるわかけないって思っているんで自分とは反対の人のことを歌うのは難しかった。この世界は知ろうとなので、自分がこういうものを作りたいっていうような形で押し切るべきじゃないって最初から思ってやっていたので言われたとおりのことをやったんですが、自分なりに出せるものは出したと思うし、良かったと思います。酔って聴く分には悪くないアルバムになったな、と思います。バラエティに富んでいて、面白い仕上がりになっていると思います。